今までにない最も進化したハイパフォーマンスサーフクラフトを作りあげること。
Tomoは、そのことを語る上で飛び抜けたポテンシャルを持つフリーサーファー且つサーフボードデザイナーである。
彼は若きシェイパーでありながら、彼のウルトラモダンパフォーマンスプラニングコンセプトに見てもわかる通り、既に卓越したデザイン能力を有している。
また、彼自身がハイレベルなサーフ能力を有していることと、レジェンドサーファーやクラフトマンたちから受けたインスピレーションが後押しとなり、ここ数年で他に類をみないラディカルさとパフォーマンス性能を持つサーフボードを開発する彼独自の"シックスセンス"を開拓している。
「ダニエルのボードは、彼が考える革新的サーフィンを表現したものだ。彼の過去のデザイン全てが流体力学に基づく理論と彼が実際に描くマニューバーラインとリンクしている。ウェイクボードのデザインをサーフボードとリンクさせてみることで、過去誰もやったことのないエアリアルが新たなスタンダードになる、と彼は進化を語る。しかしそれも恵まれた環境とトラディショナルフィッシュを乗り続けた時代を経た賜物であり、現在生み出される最先端サーフクラフトはTomoにしかできない特有な存在となっている。」Surfers Path第78版2010年5/6月号からの抜粋。文: Andrew Smith。
XTRは、高性能設備を使用し高速押し出し製法で生産された閉細胞フォームです。主な長所/利点は、強度と防水性に優れている点と、衝撃や圧迫に対する耐久性が非常に優れていることです。閉細胞フォームの最も重要な品質基準として、クラック等の傷による水分吸収をほとんどしないということです (1%以下)。これは、たとえサーフボードに傷がつこうと、重量が増えたり変色したりしない、つまり耐久性に優れ長時間に渡り良好な品質状態が維持されることを意味します。また、押し出し製法で製造されたフォームは、フレックス性が優れているため、適したグラッシングを施すことで、非常に反応の良いサーフボードに仕上がります。従来、主に前足を置くセンター部の剥離や浮きが頻発することを理由に、閉細胞フォームはポピュラーではありませんでした。しかし、Epoxy Proが2001年に発表したサーモベントにより、その問題は解消されました。Epoxy Proは、「サーモベンティング」という特許手法により、剥離問題から100%回避することに成功したのです。